弥五郎どん祭り
宮崎県都城市山之口町。
その小さな町を観衆に見守られながら巨人が練り歩く日がある。
それが「山之口弥五郎どん祭り」だ。
養老4年(720)、隼人族が大和朝廷に氾濫を起こした「隼人の乱」。
この時の支配者で隼人族の首長であったのが「弥五郎どん」だと言われている。
しかし、この乱は朝廷軍により鎮圧され。
多くの死傷者を出した為、隼人族の祟りを恐れた朝廷が「放生会(ほうじょうえ)」を行い
その霊を治めようとした。
その御神幸行列の先導を歩くのが「弥五郎どん」人形なのである。
「山之口弥五郎どん祭り」では「弥五郎どん」が練り歩くだけでなく、
様々な郷土芸能も披露され、
そこには山之口の町民多くが参加している。
まさに、地元主体の祭りなのだ.
山之口弥五郎どん祭りは、身の丈4mの弥五郎どんが四輪の台車にまたがり先導する、
古式ゆかしい一大絵巻の浜殿下り行列(御神幸行列)です。
顔にはいかめしい朱面を被り、頭上には三つ又の鉾を付け、
竹で編まれたご神体は麻の薄い着物1枚しか着ていませんが、
そのゆかりのものに触れると病気をせず、一年中元気で過ごせるといわれています。
会場 弥五郎どんの館、的野正八幡宮 周辺
◆プログラム・ 10:00 神事(的野正八幡宮)・
11:30 浜下り 御神幸行列・
12:00 弥五郎どんの館に到着・12:20
◆舞 ・ 浦安の舞 ・神楽
◆郷土芸能奉納 ・ 富吉小学校芸能踊り(棒踊り、俵踊り) ・高城町有水(有水鉦踊り) ・下富吉
地 しめ踊り ・正近棒踊り ・乗平矢旗踊り ・桑原奴踊り ・中原太郎踊り・
14:50 御神幸行列・
15:10 神事(的野正八幡宮)
2014-03-19 14:51
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